利府町の保育施設で新たに4人感染 累計8人で156号クラスター 感染対策するも児童はマスク着用困難 長時間接触で感染拡大
宮城県は8月14日、13日に業種・業態を公表した利府町内の保育施設で新たに4人の感染が確認されたと発表した。累計の感染者数が8人となり、宮城県はこの保育施設で156例目のクラスターが発生したと断定した。
14日にこの保育施設での感染確認が公表されたのは、多賀城市の未就学女児と松島町の未就学女児、利府町の50代団体職員の女性と未就学男児の4人。年代から推測して、累計の感染者数は園児が6人、職員が1人、不明(仙台市の患者)が1人の合計8人とみられる。
この施設での感染拡大に影響があると考えられる行動は、感染対策を講じていたが,利用者のマスク着用が困難であり,長時間の接触があったためだという。
宮城県は、この施設における接触者は特定できているとして、施設名を公表していない。また、クラスターとなる感染者数には達していない。