仙台市内の接待を伴う飲食店で3人が感染 マスクを着用しない利用客から従業員に感染
仙台市は3月1日、市内の接待を伴う飲食店で、3人の感染が確認されたと発表した。
この飲食店では、2月28日に40代自営業の男性(無症状)、1日に20代パートの女性(無症状)の2人のほか、年齢等概要が非公表の患者、あわせて3人の感染が確認された。40代自営業の男性と20代パートの女性はいずれもこの飲食店の従業員であるという。
この飲食店では、常時換気を行い、客が入れ替わるたびに消毒、共用部も消毒を行なっていた。従業員の検温を行い、体調不良時には出勤しないなどの健康管理が行われていた。マスクを着用しており、飲食の時だけマスクを外すことがあった。
一方、この店の利用客はマスク未着用だったという。従業員は飲食の時にマスクを外していたため、利用客とマスクを着用せず十分な距離を取らずに会話をして感染したとみられる。
仙台市は、この飲食店における濃厚接触者は特定できる見込みとして、事業所の名前を公表していない。また、クラスターとなる感染者数には届いていない。