栗原市内の障害福祉施設で10人が感染 152号クラスター 健康観察不十分で有症者が長期間滞在で感染拡大
2021/08/12
【訂正】8/12 6:45 152例目のクラスターと訂正
宮城県は8月11日、栗原市内の障害福祉施設で10人の感染が確認されたと発表した。宮城県はこの施設で152例目のクラスターが発生したと断定した。
宮城県が11日に感染確認を公表したのは、いずれも栗原市の50代と30代の団体職員の女性。その他の県内陽性者8人の概要は明らかになっていない。
この施設では、利用者の日々の健康観察が不十分で,有症者が施設に長時間滞在していた。また,有症者の受診勧奨が早期になされなかった。 加えて,環境消毒や換気等の感染対策を講 じていたが,平時からマスク着用が困難な利用者が複数いたという。
宮城県は、この施設での接触者は特定できているとして、施設名を公表していない。また、クラスターとなる感染者数には届いていない。