大和町の陸上自衛隊大和駐屯地で3人が感染か 換気不十分な室内で密接状態継続で感染拡大
宮城県は2月21日、大和町の官公署で、累計3人の感染確認が発表されたとして感染拡大防止を呼びかけた。
この施設ではこれまで、19日に大和町の20代男性公務員(2/12発症)、20代男性公務員(2/14発症)の2人、20日に20代男性公務員(2/18発症)の累計3人の感染確認が発表されている。
この施設では、室内で互いに1mに満たない程度の接近した状態が一定時間継続され,換気も十分ではなかったという。宮城県は、この施設内での接触者は特定できているとして、施設の名前を公表していない。
この官公署について、報道では、陸上自衛隊が大和町の大和駐屯地に所属する20代の男性隊員3人が感染した、と発表されている。
陸上自衛隊のホームページには21日現在自衛隊員の新型コロナウイルス感染についての発表は掲載されていないが、防衛省・自衛隊のツイッターでは、20日付で
2月19日までに横須賀地区所在部隊、大和駐屯地、旭川駐屯地(2名)で勤務する隊員の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。なお、本件で防衛省・自衛隊における感染者数は計1054名となります。今後、濃厚接触者の把握や感染拡大の防止に努めてまいります。
と発表しており、少なくとも大和駐屯地の自衛隊員1人が新型コロナウイルスに感染したことが把握できる。