仙台市立病院の小児科病棟の看護師1人が感染 小児救急の一部と入院受け入れを2週間停止
仙台市は3月24日、仙台市立病院の小児科病棟の職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
この職員は、感染可能期間の21日と22日に出勤していた。勤務中はマスクを着用し、感染防止対策を実施していた。この職員は、関わった入院患者の新型コロナウイルス陽性が確認されたため検査を実施したところ、陽性となったという。
仙台市立病院は、この職員と接触した医師と看護師26人の検査を実施し、結果は陰性であったという。このうち、濃厚接触者となった19人を2週間自宅待機とする。このことによって小児救急の一部と予定されていた入院の受け入れが停止されるという。
また、病棟スタッフや医師、入院患者、感染可能機関に退院した患者など全員に対してPCR検査を行う。
当院における新型コロナウイルス感染症の発生について
3月23日(火)、当院の職員1名が新型コロナウイルス感染症に感染したことが判明しました。
職員について①所属 市立病院看護部(6階東病棟:小児科病棟)
②感染可能期間における出勤歴
3月21日(日) 日勤(8:30~17:00)
3月22日(月) 準夜勤(16:30~翌1:00)
※勤務中はマスク着用、必要な感染防止対策を実施しています。
経緯
3月23日(火)、6階東病棟に入院中の患児と付添の母親が陽性と判明したため、当該患者に関わった職員のPCR検査を実施したところ、当該職員の陽性が確認されました。
対応
・感染が確認された職員と接触のあった医師及び看護師26名についてはPCR検査を実施し陰性であることを確認し、患児
の濃厚接触者であった19名を14日間の自宅待機としています。
・6階東病棟スタッフ、小児科医師、6階東病棟入院患者及び感染可能期間内に退院した患者(付添を含む)全員に対し、
PCR検査を実施します。
・6階東病棟の病室及びスタッフステーションについて、消毒を実施します。
診療体制について
・上記を受け、原則として小児救急の一部と予定入院の受入れを同期間停止します。
・小児科外来について、ご予約のある患者さんのみ通常通り診療を行います。新規の患者さん及び再来でもご予約の
ない患者さんは、同期間診療を停止します。
予定入院の患者さんへは、当院から個別にご連絡させていただきます。
大変なご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
当院における新型コロナウイルス感染症の発生について
https://hospital.city.sendai.jp/customer/covid_20210324.html