クラスター発生58号 気仙沼市の高齢者施設で累計6人が感染 利用者マスクせず職員の健康管理も不十分で感染拡大
2021/03/15
宮城県は1月18日、気仙沼市の高齢者施設で2人の感染が確認されたと発表した。この施設での累計の感染者数は6人となり、58番目のクラスターと断定された。
1月18日に感染が確認されたのはいずれも気仙沼市の60代女性団体職員(1月14日発症)と30代男性団体職員(1月15日発症)の2人。
この高齢者施設では、これまで、1月16日に80代無職男性(1月15日発症)の1人、1月17日に30代女性団体職員(1月11日発症)、90代無職女性(1月15日発症)、80代無職男性(1月15日発症)の3人の感染確認が発表されていた。
この高齢者施設では、定期的な換気や消毒は行われていたが、認知症のためマスクを着用しない利用者がいたほか、職員の健康管理が不十分であったという。
宮城県は、この高齢者施設における接触者は特定できているとして、施設の名前を公表していない。
※訂正 当初55号クラスター と記載しましたが、宮城県が58例目のクラスターと公式発表しているのに合わせて修正しました。