クラスター発生56号 利府高校で累計6人が感染 マスクなし会話で感染拡大
宮城県は1月18日、利府町の教育機関(高等学校)で1人の感染が確認されたと発表した。この施設での累計の感染者数は6人となり、56番目のクラスターと断定された。
1月18日に感染が確認されたのは名取市の10代学生の男性(1月10日発症)。
この教育施設では、これまで、1月13日に仙台市の10代学生の男性(1月10日発症)、1月14日に仙台市の10代学生の男性(1月13日発症)、1月15日に塩竈市の10代学生の男性(1月12日発症)、1月16日に利府町の10代学生の男性(1月13日発症)、1月17日に塩釜市の10代学生の女性(1月14日発症)の累計5人の感染が確認されていた。
この学校では、マスクを着用せず会話などの接触があったため、感染が拡大したと考えられる。
一方、宮城県教育委員会は、このクラスターが発生したのは利府高等学校だと公表した。感染が確認された生徒の生徒や職員との接触について調査を進めているという。既に全校生徒と保護者には事実関係を連絡し、臨時休校を1月22日まで延長することを決めた。校内の消毒作業は実施済みで、臨時休業中の学校への立ち入りは禁止している。
宮城県教育委員会における新型コロナウイルス感染症への対応について
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kyou-soumu/kyoi-cov19.html
関連記事
クラスター発生57号 石巻高校で累計6人が感染 生徒が距離とらず運動で感染拡大か