栗原市内の下請け工事業の事業所で5人感染 症状ある者への受診呼びかけ不十分 対策不十分な共同生活で感染拡大
宮城県は9月15日、栗原市内の建設業(職別工事業)の事業所で5人の感染が確認されたと発表した。
職別工事業とは、主に下請として工事現場で建築物や土木施設などの工事を行う事業。
宮城県がこの事業所での感染を公表したのは、宮城県の患者5人。患者の概要は不明。
この事業所での感染拡大に影響があると推測される事項は、事業所管理者による,有症状者への早期受診の呼びかけが不十分であったこと、感染対策が不十分な環境で職員の共同生活を継続させ、かつ職員への感染対策指導が不十分だったことだという。
宮城県は、この事業所での接触者は特定できているとして、施設名を公表していない。また、クラスターとなる感染者数には届いていない。