県がクラスター発生施設所在地を黙って修正 大衡村内の高齢者施設で6人感染 281号クラスター 利用者がマスク着用徹底困難で感染拡大
宮城県は2月26日、大和町の高齢者施設でクラスターが発生したと発表したが、その後施設の所在地を大衡村と変更した。宮城県のホームページ上で訂正の情報はなく、最初から大衡村と発表していたかのように修正されている。所在地に変更があったことは影響が大きい。訂正があったことを明示すべきだ。
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宮城県は2月26日、大衡村の高齢者施設で6人の新型コロナ感染が確認されたと公表した。宮城県はこの高齢者施設で281例目のクラスターが発生したと断定した。当初、施設の所在地は大和町とされていたが、後に大衡村と修正された。
26日にこの高齢者施設での感染確認が公表された6人の患者の概要は不明。
この施設での感染拡大に影響があった行動は、施設内の消毒など感染対策は講じられていたが、マスク着用の徹底が困難な利用者が多かったことだという。
宮城県は、この高齢者施設における接触者は特定できているとして、事業所名を公表していない。