登米市内の保育施設で新たに児童1人感染で累計5人 職員と児童の健康管理が不十分
宮城県は4月10日、登米市内の保育施設で新たに1人の感染が確認されたと発表した。累計の感染者数は5人となった。
この保育施設で感染確認が公表されたのは、7日に感染確認が公表された登米市の30代団体職員の女性(4/4発症)、9日に感染確認が公表されたいずれも登米市の20代団体職員の女性(4/5発症)、40代団体職員の女性(4/4発症)、10歳未満の未就学男児(4/5発症)の3人、の累計4人だった。10日に感染確認が公表されたのは、登米市の10歳未満の未就学男児(4/9発症)。職員が最初に感染し、児童まで広がったとみられる。
この保育施設では、施設内の定期的な換気や消毒など適切な感染対策が講じられていたが、職員と児童の健康管理が十分ではなかったという。
宮城県は、この保育施設での接触者は特定できているとして、施設名を公表していない。また、クラスターとなる感染者数には届いていない。