栗原市内の卸売業の事業所で4人が感染 マスク未着用や換気不十分、症状発生後も勤務継続で感染拡大
宮城県は8月3日、栗原市内の卸売業(機械器具卸売業)の事業所で4人の感染が確認されたと発表した。
この事業所で感染が確認されたのは、いずれも栗原市の60代自営業の女性、50代会社員の男性、20代会社員の女性、60代会社員の男性の4人。
この事業所では、接客や外出の際を除いて事務所内でのマスク未着用や,換気を殆ど実施していなかったこと,消毒薬の噴霧など不適切な方法での消毒であったこと,症状出現後も勤務を継続していたことなど事業者の感染対策が不十分であったという。
宮城県は、この事業所での接触者は特定できているとして、施設名を公表していない。また、クラスターとなる感染者数には届いていない。