152号クラスター栗原市内の障害福祉施設で新たに3人感染 累計13人感染 健康観察不十分で有症者が長期間滞在で感染拡大
宮城県は8月12日、152例目のクラスターとなった栗原市内の障害福祉施設で新たに3人の感染が確認されたと発表した。この施設での累計感染者数は13人となった。
宮城県が12日に感染確認を公表したのは、栗原市の50代のパート職員の女性。その他の陽性者2人の概要は明らかになっていない。
この施設では、利用者の日々の健康観察が不十分で,有症者が施設に長時間滞在していた。また,有症者の受診勧奨が早期になされなかった。 加えて,環境消毒や換気等の感染対策を講 じていたが,平時からマスク着用が困難な利用者が複数いたという。
宮城県は、この施設での接触者は特定できているとして、施設名を公表していない。