宮城県が新型コロナウイルス患者情報を誤掲載 死亡者の年代性別や居住地が一時閲覧できる状態に
宮城県は1月27日、新型コロナウイルス感染症患者の情報をホームページに誤掲載したと発表した。
宮城県は、新型コロナウイルスの患者情報を個人が特定されないよう配慮しながら,一覧表で公表してきたが、26日午後5時30分から27日午前9時15分まで、新型コロナウイルスに感染して死亡した22人について、年代・性別・居住地(管轄保健所ごと)が閲覧できる状態になっていたという。
外部から指摘を受けて誤掲載に気づき、現在は掲載内容は修正されている。県は、ホームページ更新時の確認作業や決裁手続きを徹底し,再発防止に努めるという。
新型コロナウイルス感染症患者の情報に関する ホームページへの誤掲載について
新型コロナウイルス感染症患者の情報について,下記のとおりホームページに誤って掲載しており ましたのでお知らせします。
関係者の皆様に御迷惑をおかけしましたことについて,お詫び申し上げます。 記
1 誤掲載の内容 本県では,個人が特定されないよう配慮しながら,患者毎の状況を「新型コロ ナウイルス感染症患者状況一覧表 」において公表してきておりましたが,手違い により, より詳細な情報を確認できる形で一時的に掲載したもの。
【従来の分類】 【誤掲載時の分類】 ・入院中 ・入院中 ・療養中 ・宿泊療養中
・自宅療養中 ・入院調整中 ・入院・療養先調整中
・退院等 ・療養終了 ・死亡
2 誤掲載の期間 令和3年1月26日(火)午後5時30分頃から 令和3年1月27日(水)午前9時15分頃まで
3 誤掲載の原因 陽性患者発生時の記者発表資料「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者 の発生事例について」において「療養者数等の状況」を併せて公表しているが, 当該記者発表資料における分類と本件一覧表の「現状」欄の表記が一致していな いとの外部からの指摘を受け,組織内部での決裁を経ないまま従来の分類を変更 し誤ってホームページに掲載したもの。
4 今後の対応 ホームページ更新時の確認作業や決裁手続きを徹底し,再発防止に努める。
宮城県 新型コロナウイルス感染症患者の情報に関する ホームページへの誤掲載について