宮城病院と思われる373号クラスター山元町の医療機関で新たに49人感染 累計74人 利用者のマスク着用困難と職員の防護具着用の不徹底で感染拡大 大幅遅れの公表は無意味
宮城県は5月27日、373号クラスターとなった山元町内の医療機関で新たに49人の感染が確認されたと発表した。この医療機関での累計の感染者数は74人となった。
5月27日にこの医療機関での感染確認が公表されたのは、宮城県内の患者49人。患者がいつ感染したかなどの情報は不明。
この医療機関での感染拡大に影響があると推測される事項は、利用者のマスク着用困難と職員の防護具着用の不徹底だという。
宮城県は、この医療機関における濃厚接触者は特定できる見込みとして、施設名を公表していないが、山元町にある宮城病院は以前から随時感染者の情報を発信しており、この医療機関は宮城病院だと考えられる。
この医療機関が宮城病院だとして、宮城県が当初の発表から1ヶ月以上も経過してから、まとめて追加の感染者数を公表する意図は読み取れない。ただ単に、感染者の情報をタイムリーに公表せず、後になってから公表しているとすれば、無意味である。
また、宮城病院と思われる山元町の医療機関では、5月24日にもクラスターの発生が公表されている。同じ医療機関でのクラスター発生により、前回のクラスターの感染者を公表していなかったことを思い出した可能性も考えられる。 おそ松
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