仙台徳洲会病院が院内で4人感染を公表 93号クラスターか
仙台徳洲会病院は、3月30日に新型コロナウイルス感染の院内発生について公表した。感染状況の経過から、仙台市が93例目のクラスターと断定し、3月30日に業種・業態を公表した仙台市内の医療機関が仙台徳洲会病院だとみられる。
3月29日に病院の滞在者が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、同日接触者のPCR検査を実施したところ、3人の感染を確認し、累計の患者は4人となった。今後の状況によっては外来診療や救急外来などにに支障をきたす可能性があるとしている。
仙台市は、施設での濃厚接触者は特定できる見込みとして、施設名を公表していない。
当院における新型コロナウイルス感染症の院内発生について(第1報)
3月29日に当院の滞在者が新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明いたしました。3月29日に接触者を特定し、追加のPCR検査を実施したところ、さらに3名が陽性。 合計4名の感染が判明しました。
現在、管轄の仙台保健所の指導のもと対応しております。今後、状況によっては、外来診療、救急外来、新規入院、手術 等の業務に支障をきたす可能性がございます。
地域の皆様及び患者様におかれましてはご心配、ご迷惑をおかけいたします。一日も早く終息できるよう感染拡大防止に全力を尽くします。
何卒ご理解の程をよろしくお願い申し上げます。
令和3年3月30日
仙台徳洲会病院
院長 佐野 憲
仙台徳洲会病院